妊活中カップルの男性側の精神的なお話「親になる編」

妊活中のカップルの苦しみは、経済的な側面や肉体的な面などいろいろあります。

 

ですが、意外と置き去りになってしまいがちなのが、『男性側の精神的な苦悩で親になる心の準備が出来ていない場合』というものもあるんです。

 

結婚○年目で奥さんが『そろそろ妊活を始めない?』と旦那様に提案をしたところ、旦那様が『全力で拒否した』という話も良くあるんだそうです。

 

始めに断っておきますが、この旦那様は決して悪い人ではないという点です。
まず、男性側が本気で子供を望んでいない家庭に生まれてくる子供が気の毒という風に考えているというところがひとつ。

 

そんな男性側の悩みの原因がいくつかあります。
『経済的にちゃんと養っていけるかどうか不安』
または
『仕事がまだ落ち着いてないから』
その他にも
『もうアラフォーだから』
また
『親と不仲で親子関係に良いイメージを持てない』
といった事もある場合も考えられます。

 

つまり、男性側としては、『こんな俺の子供になったら子供が不幸になるだろう』というネガティブイメージを持ってしまっている事も。

 

女性側としては、実際に生まれてきた赤ちゃんを見れば、そんな不安は吹き飛んでしまうんじゃ・・・と思うようなことでも、男性側は“自分がお腹を傷めて産むわけではない”という部分と“子供が出来る事に対しての想像力の欠如”は仕方のない部分でもあります。

 

このサイトを読んで下さる方は、妊活中のカップルであったり、その友達や親戚などで本気で応援したいと思っておられる方だと思いますが、もし妊活したいと思っている女性がこのページをここまで読んだからといって『妊活開始を全力拒否する旦那様』を決して責めないでほしいんです。

 

日本の一般的な認識では、家族を持って社会貢献していくという意味において、男性は“社会的な責任”を負うのが普通です。
あるアンケート調査では、『世の中の男性の4割が一生独身で良いと考えている』という結果もあるんだそうです。

 

結婚よりも先にある『親になる覚悟を伴う妊活』に積極的になれないという男性は決して少なくないと思います。
むしろ、子供に恵まれる前から自信満々で早く子供が欲しい。と思っている男性の方が少ないかも知れません。

 

昔の『いわゆる日本のお父さん』は、相手の女性が好きで、いつの間にか子供が出来て、“失敗しながら少しずつ状況に適応していく”・・・という男性がほとんどだと思います。

 

ですが、今の男性は失敗する勇気が持てない人が多いのも事実です。
そんな男性パートナーに向かって、いきなり『妊活』の言葉を目前に出してしまうと『え?俺、子供は別に欲しくないけど・・・』となってしまうのも無理はありません。

 

そんな男性側の精神的な迷いも含めた『今の時点での本音』を聞いてしまうとショックを受けてしまう女性も多いと思います。
だからこそ、そんな男性に言ってあげて欲しい言葉が

 

『わたしも一緒に失敗しながら親になっていくんだから一緒に子供を作ってゆっくり家族になって行こう』
本当に子どもが欲しいと真剣に考えるからこそ『あなたにだけ一生を掛けた覚悟なんて求めません。わたしも一緒に苦労して行こう』というメッセージが大切になると思います。

 

このページで先ほどお話したような理由以外で子供を欲しくないと思う男性もいるかも知れません。
もしかしたら、持病があったり、子供の頃に幸せな家庭の経験がなくて心に傷を抱えているという場合もあるかも知れません。
だからこそ『妊活に踏み切る前にしっかり将来像も含めて本音の話し合いをする』ことが大切になると思います。

 

このあたりの『親になる心の準備』が整わないうちに妊活に踏み切ると、それが原因で夫婦仲が悪くなって離婚というケースも出て来る可能性もあります。

 

自分自身が子供だった頃の経験を活かして話し合うなら、わたしが子供の頃の実家は貧乏で、大変だったけど、でも幸せだったよ。
そんなに、『お金に苦労しない欲しいものはすべて手に入る』なんていう環境は却って子供を不幸にすると思う。

 

こんな話でも良いのではないかと思います。こういった話をゆっくり続けていく事で、男性側も『ゆっくり親になる覚悟』が出来上がっていくのかなと思います。